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| ■ Report01:秘境・大井川源流へ! | ||||||||
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秋のある日、静岡の山中にある寸又峡を目指してみることにした。あまりなじみのある地名ではなかったが、なんとなく地図をながめていて、”観光名所”の印がついていたのが気になっていたのだ。
折りしも前週は山梨県の南アルプスに出かけたばかりだった。寸又峡に代表される大井川源流地帯は、その南アルプスの南側に位置している。 |
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| 夜明けも近い静岡市から国道362号線を内陸へと車を走らせる。夜半に東京を出発し、国道1号線をひたすら西進してきたのだ。
藁科川にそって山中へ。どんどん道幅も狭くなっていく。いくつもの小集落を抜け、いくつもの峠を抜けてゆく。車一台やっと通れる道。所々に設けられたすれ違いのためのスペースで、まれにやってくる対向車と行き違う。 峠からは果てしない山と森林が広がる壮大な風景が見える。何もない山と森だけの風景。数々の旅をしてきた身なれど、この風景にははっとされられるものがあった。 |
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| 険しい斜面には茶を栽培する段々畑が見える。”正しいお茶畑”の風景である。このあたりは茶の栽培で有名な一帯でもあるのだ。
茶畑を横目で見ながらさらに峠を越える。国道一号で分岐してからどのくらいの時間がたったのだろうか。急に道幅が広くなり、谷を渡る大きな橋が見えてきた。 |
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| 橋を渡り、トンネルを抜けると大井川上流へと合流した。今度は大井川に沿ってその上流を目指す。南アルプスの山麓というよりは山中といえるだろう。静岡県、山梨県、長野県の県境までそう距離はない。
はたして国道1号からおよそ2時間。寸又峡にたどり着いた。 寸又峡は美人の湯と呼ばれる湯量豊富な温泉があり、小さな旅館が集まる、ちょっとした温泉街を形成している。駐車スペースに車を抜け、渓谷へと歩く間、いくつかの宿のわきをすり抜ける。 |
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| 渓谷は約1時間〜2時間の周遊コースが設定されている。足場はよく、気楽に散策することができる。また早朝のためか、観光客も少なく快適だ。
そうして歩くうち、渓谷へと出た。温泉の影響なのか、エメラルドグリーンの神秘的な水をたたえる渓谷はい気をのむ美しさだ。写真は撮らなかったためお見せできないのが残念だ。 |
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| しかしながら、写真では本物の美しさを伝えることはできないだろう。新緑の季節、紅葉の季節、是非とも訪れて欲しい場所である。
渓谷をつり橋で渡る。眼下にはあのエメラルドグリーンの水面が広がっている。
渓谷を歩いた後は、町営温泉に浸かる。小ぢんまりとした温泉だ。温泉というか、板の囲いがある程度の露天風呂だ。”美人づくりの湯”というだけあって肌がすべすべになる。 温泉で汗を流し、寸又峡をあとにした。大井川を下流へと向かう。一帯は川根茶で有名な茶畑地帯。おいしいお茶が手に入る。 今回は寸又峡までの旅となった。次回はさらに奥地を目指してみたい、そう思わせる場所だった。観光客があまりいないタイミングでの訪問をお薦めしたい。
■関連リンク ・『本川根町 観光協会』 寸又峡の情報はこちら。 ・『山香荘茶園』 おいしいお茶があります。
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